第2回リレー見学会報告 第5弾

【滋賀県民が感銘を受けた大阪】

滋賀県生まれ滋賀県育ちの滋賀県民である私には、大阪に自然のイメージは全くありません。

私を含め大方の滋賀県民は地元が大好きな琵琶湖原理主義者なので、愛する地元に匹敵する素晴らしい自然が大阪にあるとは露とも想像しないわけです。

今回はじめてじっくりと淀川流域を見る機会をいただき、改心しました。

印象に残ったことの一つ目は、毛馬排水機場と河口部の水門で高潮や洪水から町を守るメカニズムです。

海の無い滋賀県では、潮の満ち引きが生活に影響することはありません。

人間が作った施設と仕組みが大規模であるほど、海という大自然の強大なダイナニズムがより強く感じられ、心震える思いがしました。

また、淀川の砂州にヨシが広がっている光景にも感銘を受けました。

琵琶湖岸はかつてヨシに覆われていたといいますが、先日淀川で見た群落に匹敵するものは、今は数えるほどしかないと思います。

そして、海の影響を受ける汽水域ならではの豊かな生物や漁業、想像もしていなかったものをたくさん見せていただきました。

本当にありがとうございました。

また機会があれは、参加させていただきたいと思います。