第2回リレー見学会 報告 第2弾!!

淀川河口域の潮汐について 

今回のリレー見学会では干潟の見学がテーマの一つでしたが、干潟と言えば、大潮の干潮時が見頃です。10月16日は新月の前日で、干潮時刻は12:20でしたから、最初の見学地であった柴島干潟の見学時間11:40~12:00、十三干潟の見学時間12:45~13:10、矢倉緑地の見学時間15:00~15:30は、大潮に近く、潮位が次第に下がり、干潮をはさんで次第に上げ潮に向かう、絶好の観察時間であったことになります。期待通り、干潟は広く姿を見せ、下げ潮ら上げ潮に向かって潮流の向きが逆転することを体感でき、感動を覚えました。後から潮汐表で確認すると、当日は干満差が1m25cmもあったようです。矢倉緑地にいた15時ころは上げ潮最盛時に近く、潮流の速度にも大いに関心がありましたが、それほど大きな流速ではなかったようです。淀川河口部での潮汐による流量はいくらぐらいになるのでしょうか。一度計算して、淀川の普段の流量や洪水時の流量と比べてみたいと思います。 

2020年11月9日更新